めちゃくちゃ正直にっき

毎日優しい文を目標に

小粋なLADY

今日は晴れ〜!日曜日!まさにSunday!

 

今日のお昼はお母さんが握ってくれたおにぎりを食べましたよ いいでしょ

 

梅昆布茶をまぶして握るだけのシンプルなやつが我が家の定番なのです オイシイ!

 

さて、今日は「粋と無粋」についてでも

 

粋な人が減ってる、というか無粋な世の中になっているなぁと感じる

 

私もそうだけれど、スマホをちょちょっと弄れば大抵の知りたいことは調べられる

 

その人の年齢、国籍、身長、体重、果ては着用している服のブランドまで

 

便利だなぁと思う反面、なにか大切なものが気づかないうちに失われていくような

 

それが何であるかがよくわからなかったのだけれど、先日行ったところでそのしっぽが掴めたような気がしたので書いてみます

 

 

先日ワタクシ初めて新宿ゴールデン街でお酒を嗜んでまいりましたの

ウフ 大人って感じ!

 

新宿ゴールデン街の飲み屋って本当に狭くて 隣の人と同時に振り向いたらチューしちゃうくらいの距離感で

 

そんなだから、隣の席の人と自然と話すようになる訳なんですよ

 

気のいいお客さんにおすすめの料理や、どこから来たの?初めて?なんて話してるうちに

 

いつの間に考え始めたのかわからないけれど

 

「なんの仕事をしているんですか?何歳ですか?どこ出身ですか?どこの学校に入られていたんですか?」

 

その質問がしたくてしたくてたまらなくて!

 

でも、グッと堪えて当たり障りのない会話を貫きました 

 

だって、そんなの粋じゃない

 

今話している相手がどんな人かもわからない、でも今ここで話して、仲良くなる

 

仲良くなるとしても連絡先は交換せずサッパリと分かれて いつかまた会えたらいいですね、なんてほのかに願って でもどっちでも良くて

 

 

それこそ粋なんじゃないかなぁと

 

見ず知らずの人とのその場限りの会話にこそ人間の本質って出るよなぁ

 

ゴールデン街を出たあと、自分が思った以上に野暮な人間であることにガッカリして

 

でも、それが知れただけでも貴重な経験だったなって思います

 

 

今の時代って見ず知らずの人と話す場ってなかなか無いし、そういう「粋さ」を身につけるのが難しいのかもしれませんね

 

粋とは、優しさ 

 

聞かないでおく気遣い、聞かない振りする温かさ

 

そういうのをひっくるめて「粋」なんだと学んだ夜でした

 

また行きたいな